京都ゆかりの、鈴木治と長谷川利行

日ごとに暑さが増す夏、いかがお過ごしでしょうか。
私個人といたしましては、就職を機に京都へ越してきて2度目の夏、
湿気を伴う京都独特の暑さに、未だ慣れずにいます。
先週末、久々に学生時代の友人と、
京都国立近代美術館にて開催中の下記展覧会へ足を運びました。
『泥象 鈴木治の世界 ―「使う陶」から「観る陶」、そして「詠む陶」へ』
(京都国立近代美術館:http://www.momak.go.jp)
鈴木治は、戦後を代表する陶芸家として、
また、「走泥社」設立の中心メンバーとしてよく知られます。
「走泥社」は、昭和23年(1948)、八木一夫・鈴木治・山田光らによって、
新しい陶芸の創造を目的として創立されました。
土そのものが持つ造形の可能性を模索し、
陶芸の既存概念を覆すような走泥社同人作家による前衛陶芸は、
その後の陶芸のあり方に大きな影響を与えたといえます。
今回の展覧会ですが、シンプルな展示室を背景に、
作品の造形や陶肌の色彩が際立ち、その美しさに見入ってしまいました。
展示されている作品には解説文が一切なく、
作品と対峙し、頭の中にうかぶ想像をふくらませながら、
作品そのものを味わうことができたように思います。
今回、近代美術館にも展示されておりました「掌上泥象」シリーズの作品ほか、
鈴木治・走泥社同人作家の作品は、弊社ぎゃらりぃにおいても取扱いがございます。
ご興味のある作品などございましたら、ぜひお問い合わせくださいませ。
鈴木治 装飾的な雲
鈴木治 装飾的な雲
鈴木治 辰
鈴木治 辰
また、ぎゃらりぃ思文閣では8月1日より長谷川利行展を開催しております。
『長谷川利行 小品展 -1冊のスクラップブックより―』
会期:8月1日(木)~11日(日)
(URL:http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/)
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
長谷川利行バナー
どこへ行っても暑さが付きまとう夏。
作品をのんびり眺めつつ、
この暑さをしばし忘れるというのも良いかもしれません。
(水科)