神を父 仏を母に

新入社員の三浦と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
先日、友人と二人で熊野大社に行って参りました。
といっても、奈良の五條からバスにゆられて行きましたので、大半が移動時間で
熊野大社には1時間いたかいないか…。
ですがバス旅も中々おつなもので、普段あまり体感できない深い緑のなか、途中で温泉にも入りつつ熊野への旅路を楽しみながら窓の外をみると、所々で土砂崩れがおきているのを目の当たりにしました。
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いつぞやの大水害の爪痕か、はたまた別の原因があるのか分かりませんが、川向こうの道路が所々土砂に埋もれておりました。
日本にいる以上災害とは切れぬ縁ながら、どことなく苦い気持ちでバスを降り歩いて行くと、地元の食堂から何やらいい匂いが…。
中を覗くと昼時のせいもありなかなかの賑わいで、家族経営なのか中学生くらいの男の子が2人、元気に店を手伝っている様子。
大勢のお客さんたちに交じり温かい釜飯をいただきながら、頑張って働く姿を見ているうちに自然と笑顔になり、店を出る頃には来た時よりも明るい気分で再び旅路についておりました。
そんなこんなで景色を楽しみ食を味わい日本一高いと言われるつり橋で吊り橋効果のほどを試し…
やっと熊野大社に降り立つと、重厚感のある鳥居と八咫烏が。
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聞けばこちらの本宮もまた水害にあい、旧社地・大斎原(おおゆのはら)から現在の場所に移ってきたとのこと。
しかしまるで大昔からそこにあったかのような鬱蒼とした参道に迎えられ、四柱をお参りした後にはなにやら清々しい気持ちになって熊野大社をあとにしました。
「神を父に仏を母に」、困難を乗り越え生き続けてきたお社は、何かに見守られているような、自然と優しい気持ちになることができる場所でした。
ちなみに入り口前でお餅を売っているお店も災害で店舗をなくし、現在仮店舗で営業中とのこと。
それでも元気にご商売をされており、声などかけられてしまっては断れないと自分に言い訳しつつ、美味しく頂きながら、お社を後にする頃には何だか疲れも吹き飛んで帰路についた休日でした。
(三浦)