歌の“涼”

炎暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
京都は16日、17日と祇園祭の宵山、山鉾巡行で賑わい、
先日の梅雨明け宣言を機に、いよいよ夏本番といった雰囲気です。
私個人といたしましては、京都で過ごす初めての夏を無事に乗り切れるのか
今から不安を感じております。
入社して3ヵ月半、日々勉強という毎日の中で、
作品を鑑賞する喜びを感じる瞬間が増えてきたように思います。
さて、本日は、私が業務の中で感じた“涼”をご紹介したいと思います。
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 藤井 行徳
   夏月凉 さしのほる月のひかりのすゝしさに まちしかせさへわすられにけり
(短冊.com No.4098 http://e-tanzaku.com/catalog/detail.php?aid=4098
月の光で涼をとる、という感覚と、言葉の表現にはっとさせられました。
月の光と夜の空を思わせる砂子をあしらった表装も涼やかで、夏らしい逸品です。
もうひと作品。
 武者小路 実篤
   螢かと思ったら星だった雲のさけめ 
自由律のリズムのためか、思わず微笑みたくなるような温かみを感じます。
現代でいうならば、「螢」は飛行機か町のネオンか、といったところでしょうか。
上記作品をはじめ、短冊は弊社が運営しておりますe-短冊.comでご注文いただけます。
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毎月初めには新たな短冊の更新を行っておりますので、是非ご覧下さいませ。
短冊には様々な魅力がありますが、
歌を書いた作者と同じ目線で作品を鑑賞出来るというのも魅力の1つであるように思います。
お目に留まる作品がございましたら、是非お申し付けください。
日に日に暑さが厳しくなりますが、“涼”をとりつつ、ご自愛くださいませ。
(水科)