フェルメール鑑賞

京都市美術館で催されている、「フェルメールからのラブレター」展を観てきました。
フェルメール1
レンブラントと並び、17世紀オランダ美術を代表する画家、ヨハネス・フェルメール。
世界に三十数点しか現存しないという稀少な作品の中から、
今回三点が京都市美術館に貸し出されており、同時代のオランダ絵画と共に鑑賞することができます。
フェルメール2
とりわけ目玉とされているのが、「手紙を読む青衣の女」で、
この作品は修復後初、世界に先駆けて日本での公開となります。


フェルメールといえば、「真珠の耳飾りの少女」(「青いターバンの少女」とも)が有名ですが、
同題の映画があることをご存知でしょうか。
アメリカの作家トレイシー・シュヴァリエが書いた小説を、
ピーター・ウェーバー監督の手により2003年に映画化したものです。
画家フェルメールと、「真珠の耳飾りの少女」のモデルとなった少女との関係を描いた作品で、
以下簡略な粗筋を。
フェルメールは当時から人気のある画家でしたが、それでもパトロンなしに生計を立てることは難しく、
依頼主の注文通りに描くことに不満を抱えるなか、奉公に来た少女の色彩感覚が彼に新作への創作意欲を与える。 
フェルメールは彼女に自分の仕事を手伝わせるようになるが、美術に疎い妻はそれが面白くない・・・と、
やや昼ドラチックな展開に。勿論フィクションですが、その映像美には目を奪われます。
全体的にセリフが少ないのも手伝ってか、フェルメールの描く、美しい透明感のある世界に入り込んだように感じます。
ご興味のある方は是非一度ご鑑賞下さい。

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(2005/01/25)
スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース 他

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京都市美術館「フェルメールからのラブレター」展は10月16日までの開催となっております。
その後は宮城・東京でも開催されるそうなので、ご興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(真壁)