古代のアート-古墳時代の琴

古美術よりも、もっと古いアートのお話を。
先日、滋賀県栗東市の下鈎(しもまがり)遺跡で、
古墳時代のものとみられる琴の上板が発見されました。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110531/art11053123430006-n1.htm
5月の末にもニュースになっていましたが、
現在は栗東歴史民俗博物館で展示中です。
長さ158cm、幅24cmで、全国でも最大級のものだそうです。
一緒に出土した土器の年代から、古墳時代初頭(3世紀ごろ)、
すなわち卑弥呼の時代のものと推定されています。
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許可をいただいたので、実物を撮影させていただきました。
保存のため、水に浸けられています。
かなり保存状態がよく、どのような琴だったのか想像しやすいですね。
こうした古代琴は、現在で言うところの和琴の原型と言われています。
音色も和琴に近かったのでしょうか。
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↑学芸員のNさん。
博物館では、スタッフの方が資料をもとに発掘成果を説明してくださいます。
公開は6月19日(日)まで。あまり日数がありません。
貴重な機会ですので、みなさまもぜひ栗東歴史民俗博物館へ足をお運びください。
(松本)