矢筈(やはず)

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書画愛好家・収集家の方であっても、我々のような書画屋と呼ばれる職業に従事する者であっても
「矢筈」は欠かすことの出来ない道具の一つ。
大半はこのように竹を素材としているものが多いが、私は常に組立式の矢筈を鞄に忍ばせている。
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素材には真鍮を用いており、ネジを廻す音が耳に心地よい。
しかも
これは特注品ではなく、市販されている。
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場所は京都の東西の大動脈五条通から麩屋町通の細い路地を北に上がった「旭金物」さん。
レトロな佇まいの店内には書画愛好家垂涎のアイテムが所狭しと並ぶ。
昔ながらの書画鑑賞の金具から、屏風をフラットに展示する金具など
昨今の書画を取り巻く外部環境や価値観に合わせたコレクターズアイテムは
旭金物さんのホームページでも閲覧が可能。
この組立式の矢筈を今年の年初に手に入れてはや半年。
車の座席の下に落ちた携帯を取る時しか使っていないのは何故?
(入江)