醍醐の花見

はじめまして。
この4月に入社しました村山と申します。
皆様よろしくお願いいたします。
京都で迎えた初めての桜の季節。
今回は数ある名所の中で、豊臣秀吉「醍醐の花見」が行われた場所、
真言宗醍醐派総本山の醍醐寺を初めて参拝しました。
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参拝客で賑わう参道
慶長3(1598)年3月15日、秀吉はこの醍醐寺で
前年の徳川家康ら諸大名を伴ったものの再現をめざし、豪華な花見を催しました。
先立って境内の三宝院を修理と700本の植樹を行い、
当日は息子・秀頼や北政所、西丸殿(淀君)らを率いて
山内に設けられた御茶屋や店棚をめぐったと言われているそうです。
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三宝院へ至る国宝の唐門
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天暦5(951)年の建立から残る国宝の五重塔
境内をめぐって印象に残ったのは、至る所に植えられた桜の若木の多さで、
そのほとんどは昭和から平成にかけて個人が寄進したもののようでした。
恐らくこれからもこのように植樹は行われ、
それぞれに大樹となって春にはより一層山内をその花で美しく彩ることでしょう。
それを思うと、天下人によるものではあっても、
一時代のほんの一日の歓楽が一つの山の自然環境を変えてしまったわけで、
文化と自然の関係の一面を垣間見ることができた一日でした。
(村山)