高麗美術館「朝鮮虎展」

今年の干支・寅にちなみ
京都市北区の高麗美術館の「朝鮮虎展」に行ってきました。
http://www.koryomuseum.or.jp/2010/01/2010_19214.html
朝鮮半島では、虎は山林に生息し、神としてあがめられてきました。
想像の動物として描かれている日本の虎図と比べてみると
虎がより生き生きと、また時にユーモラスに描かれています。
日韓の作品を見比べる機会はそうありませんが
今回、伊藤若冲の「竹虎図」と
オリジナルとされる伝李公麟筆の「虎図」が
ならべて展示されており、必見です。
このほか、日本画にかかわりの深い作品としては、
狩野探幽(生没年がいずれも寅年!)が実見していたとされ
模写画がベルリンの美術館に現存している
李禎作の「龍虎図」などが出品されています。
日本画と関係の深い作品を取り上げてご紹介しましたが、
もちろんそれだけでなく朝鮮半島の伝統的な吉祥民画や工芸など
いずれも興味深い当「虎美術」総なめの本展。
寅年気分をおおいに満喫できます。
(大地)