川村悦子「蓮×聯」 開催いたします!

ぎゃらりぃ思文閣では 明日、6月21日(土)より7月6日(日)まで
『川村悦子「蓮×聯」(れん×れん)』を開催いたします。
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聯(れん)とは、書初めなどに使われる半切という紙をさらに縦半分にした大きさを言います。
今回は、情緒あふれる写実画を油彩で描く川村悦子氏に、
極端に細長い、しかも和紙に絵を描くという今までにないお願いをいたしました。
油彩作品を軸装するという挑戦は試行錯誤の連続でしたが、
出来上がった作品は想像を超えた素晴らしいものとなりました。
川村氏の描いた、蓮池や草の茂みなどの大きな空間がごく細長い聯の形に切り取られることで、
描かれていない部分への想像が広がり、植物の息遣いが画面を超えて空間を満たします。
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油彩の画中への押印も、一筋縄ではいかなかったことのひとつです。
様々な方法を考えましたが、印泥の代わりに金や銀の油絵具を用いることにより
無事、全作品に押印していただくことができました。
主張しすぎず、光の加減できらりと輝く印影はモダンな印象で、
夏の蓮池の水面や、朝露の煌めきを連想させます。
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印文は「川邨(村の本字)」
画中に作家の銘が刻み込まれることで、作品に命が吹き込まれます。
作品への押印に引き続き、川村氏には箱書きもしていただきました。
今回の作品はモダンな掛軸ですが、箱は正統派の桐箱をご用意いたしました。
こちらには、作品中のものとはまた違った印を押していただいています。
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本日は、いよいよ明日に向けて会場設営をいたしました。
夕方には川村氏にも来廊いただき、展示を最終調整。
開催を迎えるばかりです。
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川村悦子「蓮×聯」は、コンラッド・ヨン・ゴードリー展に続き、京都・東京・福岡の3店舗で開催いたします。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
【ぎゃらりぃ思文閣】
 会期: 2014年6月21日(土)-7月6日(日) 10:00-18:00 会期中無休
 地図 http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/access.html
 【思文閣銀座】
 会期: 2014年7月10日(木)-20日(日) 10:00-18:00 会期中無休
 地図 http://www.shibunkaku.co.jp/shop/map_shiten.html
 【思文閣福岡】
 会期: 2014年7月26日(土)-30日(水) 10:00-18:00 会期中無休
 地図 http://www.shibunkaku.co.jp/shop/map_shiten.html

コンラッド・ヨン・ゴードリー展 思文閣銀座にて開催中

ぎゃらりぃ思文閣(京都)にて5月25日まで開催し、ご好評頂きましたコンラッド・ヨン・ゴードリー展。6月5日より思文閣銀座にて始まりました。
店舗へとつながる螺旋階段を降りていらっしゃる皆さまを、コンラッド氏が描くアルプスの山々が静かにお迎えします。
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作品が近づくにつれ、多くの方が息を呑み、階段の途中で一瞬足を止められます。
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白い大津壁と屋久杉の床の間。コンラッド氏の作品はまるでずっとこの空間にあったかのように馴染んでいます。
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スイスの人々にとって山は特別な存在だと聞きます。
それは、古くから山に畏敬の念を抱く私達日本人と深い部分で共通した感覚なのかもしれません。
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Between heaven and earth No.053  12×9cm
遠くから眺めると写真かと見紛うのですが、作品に近づくにつれ力強い刷毛目の跡とキャンバスからはみ出る油絵の具の塊に抽象画のような印象を受けます。
それでいながら何故か東洋の山水画の雰囲気を湛えているのです。
 
ファッションフォトグラファーとして活躍していたコンラッド氏。
彼の目は写真家のそれであり、瞬間の光や風、そして対象の本質をも捉えます。写真にも抽象画にも山水画にすらも見える彼独特の不思議な作品を生み出すのは、まさに彼の「ものを捉える目」だといえるでしょう。
 
銀座での会期は6月15日(日)まで。その後、思文閣福岡へと巡回します。
ぜひ、御高覧ください。
【思文閣銀座】
会期: 2014年6月5日(木)~15日(日) 10:00~18:00 会期中無休
地図 http://www.shibunkaku.co.jp/shop/map_shiten.html
【思文閣福岡】
会期: 2014年6月23日(月)~29日(日) 10:00~18:00 会期中無休
地図 http://www.shibunkaku.co.jp/shop/map_shiten.html