思文閣銀座 移転オープン

このたび思文閣銀座は、銀座6丁目の再開発事業に伴い、
36年間の永きに亙って店を構えました第一銀緑ビルから、
銀座5丁目の壹番館ビルディング地下1階に移転を致しました。
旧店舗のあった第一銀緑ビルは、銀座のなかで最も古いとされる
モダンビル(大正13年施工)で、とても趣のある佇まいでしたが、
新店舗の方も意匠は違えど、従来の書画屋のイメージを覆す現代的な
内装となっています。
今回はまだオープンして間もない店内の様子をご紹介いたします。
表入口
  新店舗は東京メトロ「銀座駅」を出て
  数寄屋橋交差点からほど近い、
  外堀通り(電通通り)沿いに入口が
  ございます。
  この入り口の左隣にはビルの入り口があり、
  エレベーターでもご来店いただけます。

表ガラス
エントランスの扉はヴェネツィア在住のガラス作家・三嶋りつ惠さんの手によるもの。
床はコンクリート、壁は大津壁(漆喰に使われる消石灰に黄系の土を混ぜて色味を
柔らかくしたもの)で、モダンな空間に仕上がっています。
展示スペース全体
屋久杉の大板を使った床の間と、木工作家の菅原伸一先生による格子。                                  
床の間と格子
応接間
リーチ引き手
バーナード・リーチの引手。
古美術から現代美術まで、時代や形状という垣根を取り払い、
美のセレクトショップを目指して魅力ある店舗を展開して参ります。
皆様のご来廊を、心よりお待ちしております。

ヤーレ・ロッセラン展

ぎゃらりぃ思文閣では、2月14日より、
ノルウェーが誇る版画家、ヤーレ・ロッセランの
日本における初の個展を開催しております。
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ロッセランは、ノルウェーを代表する作家であり、その作品はノーベル平和賞の賞状に
も起用されたことがあり、ノルウェー美術館には永久保存コレクションとして所蔵されて
います。
彼が育った街エケリーは、今年生誕150年となるノルウェーの巨匠、ムンクの故郷。
ロッセランの父もまた、ムンクに師事した芸術家でした。
この度、日本で個展を開くにあたり、一昨年の東日本大震災による甚大な被害に
ショックを受けていたロッセランは、作品テーマのひとつに東北を取り上げ、岩手県
宮古市の山王岩や、浄土ヶ浜を描いた作品を新たに制作しました。
三陸沖の海岸線は、ロッセランがよくとりあげる、凜として美しい北欧の海岸風景に
通じるものがあるようです。
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ロッセラン氏 連作「Joudogahama Beach」の前で
展覧会に合わせて来日中のロッセラン夫妻。
東日本の皆様に対して「希望を持って諦めず、未来に向かって進んで欲しい」と語りました。
展覧会初日の14日のオープニングレセプションには、ロッセランと親交のある作家、木田
安彦先生はじめ、ノルウェーに縁の深い方々が遠方からも集い、作家の温かい人柄と
作品の魅力に触れていただきました。
ヤーレ・ロッセランの作品は、鮮やかで明快な色彩と大胆な構図が特徴的ですが、
ひとつひとつの線は、非常に繊細。 金や銀の箔を貼ったり、刷ったりしている作品も多く
その輝きは、威厳を感じさせるものの、作品全体の印象は重くなりすぎることはなく、なんとも
不思議な魅力にあふれています。
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ぎゃらりぃ思文閣の会場では、作品のビビッドな色彩が映えるよう、白の展示台を使用。
主に、日本の作家、日本美術をご紹介することの多い、ぎゃらりぃ思文閣ですが、今回は、
また一味違う展覧会をお楽しみいただけることと思います。
ヤーレ・ロッセラン展は、2月21日(木)までの開催です。
皆様ぜひご来場くださいませ。
ヤーレ・ロッセランの作品は、ぎゃらりぃのウェブサイトにも掲載中です。
http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/
展示中の作品はもちろん、展示されていないものも一堂にご覧いただけます。
(展示されていない作品は、会場でもご覧いただけます。
お気軽にお申し付けくださいませ。)