電子書籍と紙の本

最近「活字離れ」という言葉を時々耳にしますが、
有り難い事に、読書好きな方もその声に負けないくらい多くいらっしゃいます。
弊社出版(古書部)にいる私にとってはうれしいかぎりです。
しかし、そんな読書好きな方でも本を買う事をためらう時があるそうで、
その一因として、「重い」「場所を取る」などという意見をよく耳にします。
確かに、冊数のある本は重いし、場所を取ります。
大型の美術本や辞典類は持つのも一苦労な本もあり、
蔵書家の方が「家の底が抜けそうだから本を処分したい」なんて事を口にされるのも、
あながち冗談ではないでしょう。
汗牛充棟を目論みつつも、「奥さんに怒られるから」など、
お家事情から趣味に浸れないなどという事情もあるようです。
(これは書籍に限った事ではないようですが。)
しかし、かと言って軽くて場所も取らない電子書籍及びその端末が普及しているかと言えば、
必ずしもそうではないようで、
先日、某有名家電量販店に行った際、店員の方に色々聞いたのですが、
どうにも好調ではない様子。
折しもアメリカの電子書籍大手が日本上陸した話題の最中に行ったのですが、
その量販店では端末を扱う予定はないとの事。
(色々聞いてくる割に何も買いそうにない私を早く追い返そうとしたのかもしれませんが、、、。)
電子書籍
別に電子書籍の不調=紙の書籍の好調というわけではないので
何を喜べるというわけでもないのですが、電子書籍を売る側の知人の話でも、
結局紙の本が良いという方も多くいらっしゃるそうで、私としては少し安心。
「多少かさ張って重くても、やっぱり本は手でめくって読む方が良いな~。」
となぜか自己満足してしまいました。
とは言え、「活字離れ」が問題となっているのも事実。
なんでもパソコンで見られるこのご時世、
普及のため書籍の電子化はこれから避けて通れない道なのでしょうし、
閲覧困難な古典籍の保存・管理のためなど、電子化が有効なことも多々あります。
お互いが相互補完する関係性を作り、
色々な形でこれからも多くの書籍を手にとっていただければと思います。   
(西原)

梱包後継者問題

先日、北陸地方にお住まいのお客様から一通のお葉書を頂戴しました。
「丁寧な梱包、ありがとうございました」とのお言葉を頂き、感謝、感謝、感謝です。
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この私の梱包方法は、私が入社した当時いらっしゃった怖~い諸先輩方にご教示してもらったのですが、
今社内で作っているのは私しかおりません。だから社内では「入江箱」と呼ばせています。
先日も入社一年目、二年目、三年目を集めて、作り方をレクチャーしたのですが、
一向に誰も後を継いでくれません。
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後継者不足も、ひとえに私の人望の無さゆえ。人間的にもっと研鑽したいと思います。
m(__)m
(入江)