シブログの「入江さん」

社長のブログならいざ知らず、
社員のブログを見る人などいるのだろうか?
と思っていたが、ありがたいことに、いるらしい。
7月7日付のブログ「平成25年度採用 会社説明会」の中にも
「御社のブログを拝見させていただきました。
入江さんのブログを拝見して、どのような方だろうと思っておりましたっ!」
とあるように、どうやらこの「入江さん」の寄与するところが大きいらしい。
ブログの履歴を見れば分かるように、4回に1回は「入江さん」なのである。
この「入江さん」は「どのような方だろう」か?
ほんの少しだけお教えします。
「入江さん」は、その軽妙な語り口から、若手と思われるかもしれませんが、
実は入社15年目の大ベテランで、京都本社の営業部長、しかも店長です!
京都教育大学出身の先生くずれのため、文章も上手でおもしろく、
また人に好かれるタイプです。やさしい小学校の先生といった感じ?でしょうか。
気になる容姿は・・・。
JRAの武幸四郎騎手似の淡麗かつどことなくほのぼのとした感じの美男子で、
身長175センチの長身、すらっととした紳士です。
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(中村)

歌の“涼”

炎暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
京都は16日、17日と祇園祭の宵山、山鉾巡行で賑わい、
先日の梅雨明け宣言を機に、いよいよ夏本番といった雰囲気です。
私個人といたしましては、京都で過ごす初めての夏を無事に乗り切れるのか
今から不安を感じております。
入社して3ヵ月半、日々勉強という毎日の中で、
作品を鑑賞する喜びを感じる瞬間が増えてきたように思います。
さて、本日は、私が業務の中で感じた“涼”をご紹介したいと思います。
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 藤井 行徳
   夏月凉 さしのほる月のひかりのすゝしさに まちしかせさへわすられにけり
(短冊.com No.4098 http://e-tanzaku.com/catalog/detail.php?aid=4098
月の光で涼をとる、という感覚と、言葉の表現にはっとさせられました。
月の光と夜の空を思わせる砂子をあしらった表装も涼やかで、夏らしい逸品です。
もうひと作品。
 武者小路 実篤
   螢かと思ったら星だった雲のさけめ 
自由律のリズムのためか、思わず微笑みたくなるような温かみを感じます。
現代でいうならば、「螢」は飛行機か町のネオンか、といったところでしょうか。
上記作品をはじめ、短冊は弊社が運営しておりますe-短冊.comでご注文いただけます。
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毎月初めには新たな短冊の更新を行っておりますので、是非ご覧下さいませ。
短冊には様々な魅力がありますが、
歌を書いた作者と同じ目線で作品を鑑賞出来るというのも魅力の1つであるように思います。
お目に留まる作品がございましたら、是非お申し付けください。
日に日に暑さが厳しくなりますが、“涼”をとりつつ、ご自愛くださいませ。
(水科)

平成25年度採用 会社説明会

7月3日、4日の二日間、京都美術倶楽部において
弊社の25年度新卒採用者対象の会社説明会を行いました。
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非常に多数の学生の皆様にご参集いただきましたこと、この場を借りて深く御礼申しあげます。
来年ご一緒にお仕事ができるようになるご縁がございますことを祈念しております。
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…そんな中で一人の学生さんから、説明会の質疑応答の際に
「御社のブログを拝見させていただきました。
入江さんのブログを拝見して、どのような方だろうと思っておりましたっ!」
の一言を頂戴するという思いがけない場面も…。
そのような一言を頂いたために、先月の金沢出張と仙台出張の折に宿泊した時に感じた
「APAホテル(私の定宿です)って…なんか素敵ですよね!」というテーマとか…、
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USBポートに差し込むと延々と腹筋を続ける腹筋キン肉マン(ロビンマスクVer.)を
普通のUSBメモリと間違って購入してしまったエピソードなど…
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ブログにアップしようと考えておりましたが、辞めておきます。
お察しください<(_ _)>。
(入江)

虫干し

そろそろ梅雨も明けそうな気配がしてきていますが、
我々が扱う古美術品にとってこの時期特に気を付けたいのが「湿気」と「虫」です。
私が所属する古書部は主に古典籍を扱っていますが、
一番の大敵とも言っていいものが本を食い散らかす「虫」です。
その虫は「紙魚」(シミ・この虫は表面をなめるように食べることはありますが穴は開けません)
という虫と勘違いしがちですが、
「死番虫」(シバンムシ・「死の番人」から来た名前らしいです…)
という恐ろしい名前の虫です。
トンネル状に縦横無尽食い荒らし、卵を産んで飛び立つというスパイラルで、
放っておくと本がガッチガチに固まって開かなくなることも往々にしてあるほどです。
しかもこの死番虫、現在の紙や洋紙よりも和紙のほうが美味であるのか、
それとも柔らかくて食べやすいのか、好んで食べているように感じます。
せっかくの珍しい和本でも死番虫に食い散らかされては価値が下がって、
ひどいと商品にすらならないこともままあります。
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弊社では和本を仕入れるとまず業者さんに依頼し「燻蒸」に出します。
この虫は成虫になれば市販の「燻煙剤」でも死ぬらしいのですが、
卵は頑丈な殻でおおわれており市販のものでは死なないとのことで、
ちゃんと免許を所持した方がおられる業者さんに強力な薬剤で殺虫・殺菌してもらうのです。
一般的にはいわゆる「虫干し」(曝書・曝涼とも)と呼ばれる方法が良く言われます。
以前は夏の土用の日前後に行うと良いとされてきましたが、
近年では季節は秋頃、乾燥していく時期で二日以上晴天が続いた次の日に行うのが良いそうです。
そして直射日光に当てず、通気をよくし湿気を取り払い虫やカビがつかないようにするそうです。
量が多いと虫干しも一苦労ですが、
虫が付くともっと大変なことになるので和本をお持ちの方は是非行っていただければと思います。
ちなみに虫食いがあるからといって全く売れなくなるわけではありません。
もし虫食いが多くて捨てようかと思っている方がいらっしゃいましたら、
是非弊社までご一報をお願い致します。
(お力になれない場合もありますがその際はご寛恕下さい。)
(阿部)