日本の車窓から

この仕事をしていると割と不馴れな街に車でお邪魔する事が多々あったりする。
そんな時に困るのがガソリンスタンドだったりするわけで…。
カーナビに誘導してもらっていざ行ってみると全く違う建物になっていたりして、
次の候補地まで手に汗握る、なんて場面を経験する。
かなりの時間ロスになるのだが、逆に余裕持って
私はその緊急の道中の車窓をも楽しむよう心掛けている。
神奈川の二宮町では早くも年の瀬を感じさせる日テレの中継車に遭遇し…。
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奈良の吉野では素敵な名前のドライブインで醤油ラーメンをすすり…。
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愛媛久万高原町では通りすがりの道端の山羊にガンを飛ばされ…。
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ガソリンを売る所を探しながらも、実は私が油を売っているという…。
…落語界の巨星談志師匠に捧ぐ。
(入江)

梅岩でみちくさ

10月に入社した並河です。今後とも宜しくお願い致します。
京都の紅葉は11月の終わりごろからようよう錦へと変わり始めます。
今年の10月は暖かな日が続いた為、
虫のお腹を満たして、錦をまとう筈の葉をなくしてしまった桜の木などは花を咲かせ、
己が花さえ開花してしまってびっくりしているように感じられました。
ともあれ、11月に入り寒暖を繰り返し、
木々の先端から紅葉が始まる様子を日々愉しみながら通勤しています。
* * *
時をほんの少し遡ります。
今年の国民文化祭が京都で開催され、
市内を中心に京都府下全域で様々な催しが盛況のうちに幕を閉じました。
私の住んでいる京都府亀岡市でも、
亀岡祭宵宮(祇園祭の規模を小さくした感じのもので、山鉾の巡行もあります)の再現や、
佐伯灯籠人形浄瑠璃などの、地域に根ざした様々な伝統行事や文化などで
京都開催の国民文化祭を盛り立てていました。

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神仏います近江 大津編

「神仏います近江」は、滋賀県のMIHO MUSEUM滋賀県立近代美術館大津市歴史博物館
三館が合同で開催している企画展です。
前回の記事 神仏います近江 信楽編瀬田編 も合わせてご覧ください。
前回までは仏さまのお話ばかりでしたが、企画展のタイトルは「神仏います近江」。
神さまの展示は、ここ大津市歴史博物館で行われています。
日吉と書いて「ひえ」と読む日吉大社は
大津市坂本にある比叡山の守護神として、長く崇敬を受けてきました。
「ひえ」は「ひえい」であり、まさに比叡山の山の神さま。
日吉の神々を祭る「山王祭」は3月上旬から4月15日まで、約1ヶ月半の長いお祭りが行われ
湖国(滋賀県)三大祭のひとつに数えられています。
今回の展覧会では、近江各地に遍在する「神像」と江戸時代の山王祭をはじめとする「祭」
2部構成となっており、地域に息づいた神々のすがたを浮かび上がらせています。

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神仏います近江 瀬田編

「神仏います近江」は、滋賀県のMIHO MUSEUM滋賀県立近代美術館大津市歴史博物館
三館が合同で開催している企画展です。
前回の記事 神仏います近江 信楽編 も合わせてご覧ください。
さて今回は滋賀県立近代美術館で行われている「祈りの国、近江の仏像-古代から中世へ-」のレポートを。
MIHO MUSEUMでは天台宗の草創期をテーマとした企画展が催されていますが、
こちらの滋賀県立美術館は、平安時代から桃山時代までの近江に現存する仏像を展観しています。
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最澄によって比叡山に開かれた天台宗は、10世紀に入り次の段階を迎えます。
延暦寺・三井寺・石山寺といった大寺院のものであった天台宗が
地域社会に根ざした宗教として近江各地の集落へ浸透していくのです。
滋賀県には、村落の中に建つ在地の寺院や自治会によって守られている
小さなお堂などが多く存在し、そこには重要文化財級の仏像が安置されています。
今回の企画展では、このような各地に点在する貴重な仏像を一堂に集め、
宗教と社会のかかわりかたを仏像から見出そうとする試みがなされています。

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