年末年始休業のお知らせ

誠に勝手ながら、下記期間の業務をお休みさせていただきます。
【年末年始休業期間】
 2010年12月29日(水)~2011年1月4日(火)
ご迷惑をおかけいたしますが、悪しからずご了承くださいませ。

生誕250年 酒井抱一

みなさん、琳派といえば、だれの名前を思い起こすでしょうか。
俵屋宗達尾形光琳本阿弥光悦、あるいは尾形乾山…。
琳派の歴史で重要な画家が、来年生誕250年を迎えます。
彼の名前は、酒井抱一
抱一は、譜代の大大名、姫路藩の次男として生まれました。
兄が家を継いだことから文化人として暮らし、
谷文晁亀田鵬斎といった当時の一流の文化人と親しく交流を重ねました。
ちなみに彼らは「下谷の三幅対」とよばれ、当時より時代を代表する粋人たちとして有名でした。
三人が居住し、現在でも江戸風情がそこかしこに残る「谷根千」(谷中・根津・千駄木の通称)を歩くと、
まだ彼らの息づかいが感じられるような気すらします。

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透明なガラス 三嶋りつ惠の世界

三嶋りつ惠さんは、京都生まれ・ヴェネツィア在住のガラス作家です。
ヴェネツィアングラスで知られるムラーノ島のガラス工房に通い、
ガラス職人たちとのコラボレーションによる作品制作を行っています。
欧米各地での個展やアートフェアへの出品なども多く幅広く活躍されています。
流星
「流星」
先日のイタリア家具メーカー「アルフレックス」との企画、
arflex × 思文閣 ―モダンライフと日本美術―
では、三嶋さんのディレクションのもと、和と洋の新しい可能性を提案いたしました。
三嶋さんは、あくまでも「透明なガラス」にこだわっています。
それは、光、水、空間と調和するということを何よりも重視した三嶋さんのスタイルなのです。

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忠臣蔵

今日は忠臣蔵の討ち入りの日です。
こちらは京都・鳴滝にある三宝寺
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寺内には「四方庵」と名づけられた茶室があります。
茶室を建てたのは山田宗偏
小堀遠州千宗旦に学び、三宝寺に茶室を建てた人物です。
茶人・宗偏は、忠臣蔵討ち入りと深い関わりのある人物です。
宗偏は京都を出た後、江戸に出て吉良上野介の茶会にたびたび招かれました。
そのため茶会がいつ開かれるのか、
つまりいつ吉良が邸宅にいて討ち入りを成功されることができるのかを知っており、
宗偏の情報を元に四十七士は12月14日に討ち入りをしたといわれています。
今年も討ち入りに合わせて映画が公開されたり、
浮世絵忠臣蔵展」(太田記念美術館)が開催されるなど、
忠臣蔵は冬の風物詩といっても良いかもしれません。
なんと来年にはハリウッド版忠臣蔵が3Dで公開されるという話も。
どこまでリメイクされるのか、と少々戸惑いも感じずにはいられませんが、
アメリカ大統領だったルーズベルトも忠臣蔵の大ファンだったとのこと。
忠臣蔵の悲劇的な最期や勧善懲悪のストーリーは、
世界共通で共感を呼ぶものなのかもしれません。
(塚本)

ベートーベンをぶっとばせ

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去る12月8日はジョン・レノンの三十回忌でした。
かれの属したロックバンド・ビートルズといえば、戦後文化史のなかでも、
影響力でいえば指折りの存在であって、我々にも馴染み深いところですが、
ビートルズときくと、決まって思いだす逸話があります。
初のアメリカ公演のため、降り立った空港での記者会見の場で、こんな質問を受けたそうです。

「ベートーベンをどう思いますか?」

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