大阪に集まった12の名画

大阪歴史博物館では、「大阪に集まった12の名画」展が開催中です。
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そもそも大阪歴史博物館は、古代の宮都・難波宮跡に建てられた歴史・考古系の博物館です。
直通のエレベーターで10階まで上がると、そこは常設展。
10階から7階まで、古代から現代までの歴史都市・大阪を堪能できます。
高層のため、眼下の難波宮跡のみならず大阪城や大阪の町並みを一望でき、
景色だけでも一見の価値はありそうです。
さて、8階の特集展示室にて行われている「大阪に集まった12の名画」展は
現在設立準備中の大阪市立近代美術館のコレクション展です。
モディリアーニマグリッドといった西洋の名画、大阪に生まれた佐伯祐三など、
12点と数は少ないながら、見ごたえのある展示となっています。

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寺島紫明「彼岸」に寄せて

松園清方ほど目立つ存在ではないけれど、
「そんな紫明が結構好き」という方も多いのではないかと思います。
私もその一人です。
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『清方と深水・紫明展』図録より
描いた作品も好きですが、残された資料からその性格を捉えようとしたところ
全くできなかったので惹かれたような気もします。
下層の女性・水商売の女性を「大嫌いですねん」と言いながら見事に描いたり、
「画家と医者は大嫌いですねん」と言いながら画家として名を残してしまったりと、
その生涯には不思議な点が多かったように見えます。

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菅原伸一展、明日からです。

明日から、ぎゃらりぃ思文閣では菅原伸一さんの個展が始まります。
昨日から続々と新作が届き始め、ひとつ開ける度にあっという間に木の香りが広がっていく感覚はとても心地のよいものでした。
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風炉先屏風だけでもいろいろな種類があり、展示も多彩なものになりました。
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今回は、茶道具だけでなく、日常の食卓にも並べられるような作品をたくさん作って頂いています。お箸と箸置は今回初挑戦して頂いた作品です。
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明日の朝、展示の仕上げをして準備完了の予定です。
皆さま、ぜひお越し下さいませ。
(前田)

残暑の嵐山

続いた残暑もそろそろ落ち着き、多少過ごしやすい気温になってまいりました。
先日、東京から遊びに来た友人と共に嵐山観光に行った際は
まだ猛暑日が続くさなかで、
あと一週間遅く来てくれてたらな、と思ってしまいました。
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彼女が嵐山で見たかったものは竹林だったので、
竹林を最後に見られるようなコース設定にしようと思ったのですが、
私自身、京都に住んではいるものの嵐山はあまり詳しくなかったので、
当日、駅前でタクシーの運転手さんにオススメ観光コースをお聞きしました。
運転手さんも慣れておられるのか本当に親切に教えてくださいました。
結局私たちが選んだコースは、タクシーに乗って化野念仏寺のさらに上、
愛宕念仏寺へ行き、そこから竹林へ下って、天龍寺へいくコース。
大覚寺や清涼寺などはちょっとコースから外れてしまいますが、
愛宕念仏寺、化野念仏寺、祇王寺、二尊院、天龍寺等々、
たくさんのお寺を回れますし、
道々に雑貨屋さんなどもあり、お寺以外にも楽しみの多いコースです。
9月初旬の嵐山はまだまだ陽ざしも強く非常に暑かったのですが、
お店に立ち寄りつつ、楽しい散策となりました。
気候の良い季節になってきたので、皆様も嵐山散策、いかがでしょうか。
ちなみに今回のコース、のんびり歩いたり途中で休憩したことも原因としてありますが、
5時間近くかかっておりますので、同じコースを行かれる場合は
歩きやすい服装で行かれることをオススメします。
(半沢)

萩を愛でる。

8月よりも暑い日がつづいていますが、
夜にはさすがに虫の音も聞こえ、涼やかになってきたような気がします。
今年は暑さでじゃっかん遅れそうな感じもありますが、
9月の京都では、秋を代表する花が、街をいろどります。
「秋の草」と書いて萩。
この漢字は実は中国にはなく、日本で発明された文字なのだそうです。
それだけ、日本の秋を代表する花だったということでしょう。

もともと野草であり、マメ科で繁殖力も強い萩は、
いろいろなところで見られますが、
京都でとなれば、二つの場所を外すことはできません。
出町柳駅前の常林寺と、御所の東の梨木神社です。

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