十二支~あじびの動物たち

先日、冬休みを利用して、福岡アジア美術館に行ってきました。
こちらでは現在、「十二支~あじびの動物たち」が催されています。
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/cgi-bin/exhibition/exhibition.cgi?eid=10549
十二支というと
年はもちろんのこと、方位や時刻まで生活に密着したものでしたが
最近では年賀状を書こうという時期や
年が変わってすぐの間くらいしか思い出されないのでは…
と思うほどに関わりが薄くなってしまいました。
さて、この「十二支~あじびの動物たち」ですが、
正月に楽しい企画を、と考えられた展示だそうです。
十二支それぞれの作品の横には
「あじび動物おみくじ」がついていて、
作品にちなんで今年一年を占ってくれるという遊び心も。
小さいお子さんから大人まで、みんなが楽しめるように、
という意気込みがうかがえます。
寅年だからと言って虎の作品ばかりではなく、
十二支すべての作品が、コミカルなものから本格的なものまで。
虎の民芸品なども展示されています。
アジアの中にとけ込んでいる動物たちの姿、
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
(半沢)

思文閣京都本社の展示ご紹介

思文閣にまだご来店いただいたことのない方のために
京都本社の展示をかんたんにご紹介します。
本社玄関
まず玄関を入りますと、
両側に大型ウィンドーショーケースがあります。
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現在は狩野派の屏風を2点、軸を4点展示しています。
2階に上りますと、まず屏風が皆さんをお出迎えします。
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えびすさんと大黒さん

今回は、えびすさん・大黒さんと、
古美術の関わりについてお話ししたいと思います。
お正月のこの時期よく目にする宝船に乗った七福神。
その七福神信仰が人気を博したのは意外と遅く、
江戸時代も文化文政期まで下るのだそうです。
当時江戸の文化サロンを形成していた
太田蜀山人谷文晁酒井抱一らが正月の縁起遊びとして、
谷中の七福神詣でに倣って、向島に七福神を作ったのが、
江戸の庶民に広まるきっかけとなったとのことです。
隅田川七福神巡り:http://muko-jima.com/m_shitifuku2.html
そう言われてみれば、円山応挙や狩野派といった
近世を代表する画家たちに、えびすや大黒天を単独や対で
描いたものはあっても、七人全員そろった作品が
なかなかないのもうなずけます。

(さらに…)

『Voice』2月号

みなさま、さっそくコメントをいただきありがとうございます。
これからさまざまな情報を発信していきたいと思いますので、
ときどきのぞいてみてくださいね。
弊社社長の田中が連載しております、PHP研究所発行の雑誌『Voice』。
最新号があさって1月9日発売です。
毎回「和の美を愉しむ」と題しまして、日本美術の見どころを紹介しています。

Voice(ボイス) 2010年 02月号 [雑誌] Voice(ボイス) 2010年 02月号 [雑誌]
(2010/01/09)
不明

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連載14回目の今回は、橋本関雪の「霜猿」を取り上げています。
本屋さんで見かけたら、お手にとってみてください。
(岸本)

お正月の過ごし方

こんにちは。
皆さまお正月休みはどのようにお過ごしでしたか?
私は家族で和歌山県の白浜に行ってきました。
とんでもない暴風に見舞われ、天気には恵まれませんでしたが、
のんびり温泉に入ったりして、久々にゆっくりできました。
部屋の床の間には、日の出の図柄の掛物がかかっていたのですが、
お正月には、新年を祝って皆に幸多きことを祈る気持ちを込め、
富士山、日の出、鶴亀、松竹梅などのおめでたいものや、
その年の干支などの図柄が好まれます。
書は新年を迎えるにあたってふさわしい言葉を選ぶと良いと思います。
季節や行事にふさわしい掛け軸を床の間に掛け愉しむことは、昔から行われてきました。
近年は、床の間のある家も珍しくなってきているとは思いますが、
このように日常的に美術に慣れ親しむという文化を
この先もずっと大切に守っていかなければ、と思います。
田中大