『近代の工芸 ~河井寛次郎らの民芸を中心に~』 開催中です

日本の近代美術史におけるひとつの大きな動きに、民藝運動があります。
宗教哲学者でもあった柳宗悦は、無名の職人たちによる工芸品の中にこそ真の美を見出しました。
その彼の眼と思想に共感した河井寛次郎や棟方志功といった人たちが柳のまわりに集まりました。
彼らは、お互いの作品制作に大きな影響を与え合いながら、それぞれが力強い独自の表現を獲得していきます。
このように多彩な作家たちによる芸術の共鳴は、日本の美術史上においても稀な出来事でしょう。

この度思文閣銀座では、河井寛次郎と棟方志功の作品を中心に、民藝運動に縁のある作家たちの作品を、大皿のような大作から盃といった小品まで幅広く展示しております。
ぜひこの機会に、それぞれの作品を手にとっていただきながら、彼らの芸術の共鳴を感じて頂ければ幸いです。

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近代の工芸 ~河井寛次郎らの民芸を中心に~
8月1日(月)~31日(水) 10時-18時 思文閣銀座 地図
※日・祝および、お盆期間(13-16日)は休業いたします

大交換会はじまりました!

6月の思文閣大交換会が始まりました!

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【会期】

平成28年6月1日(水)~6月12日(日)

【入札締切】

6月12日(日) 17:00 弊社必着

 

おかげさまで第29回目になります今回は、棟方志功による板画作品を筆頭とする額作品、床の間に華を添える色彩豊かな近代日本画の掛け軸に加え、近世から近代に活躍した歌人らによる情趣あふれる短冊作品が充実しています。

西郷南洲の大作をはじめとする漢字の書作や、江戸期の豪華絢爛な絵画作品にも優品が多数出揃いました。

またお道具類は、定番のお茶道具から、花器や酒器、食器、調度文具など生活の中に美を演出する品々まで、それぞれの用途に応える多彩なラインナップで、探す楽しみ、選ぶ楽しみを存分に味わっていただけることと存じます。

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思文閣のアートフェア

今年度入社しました中国・広東省出身の黄(ホワン)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

思文閣は、10月、および11月に香港、ソウルと台北で開催されたアートフェアに出展し、
なかでも私は中華文化圏である香港と台北のアートフェアに出張しました。

Art Taipei

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Art Taipei @台北

思文閣のブースでは、日本前衛書の先駆者である井上有一の書をはじめとした、森田子龍や山口長男など重要な戦後前衛美術作家の書、「油彩山水画」と呼ばれるスイス人の現代作家コンラッド・ヨン・ゴードリーの油絵や、ベネチアを拠点とする京都出身のガラス作家三嶋りつ惠のガラス作品といった、国境や時代、ジャンルを越えた作品がコラボレーションした展示を行いました。
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三代 宮永東山展

ぎゃらりぃ思文閣では、2015年初めての個展として
「三代 宮永東山展」を開催いたしました。
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宮永氏は京都・伏見に窯を持つ青磁の名手の家に生まれました。
彫刻家を志して京都・ニューヨークで学んだ後
土素材にこだわった作品を作るようになり、
主にオブジェとしての焼き物を発表します。
その後、陶芸界に新風を巻き起こした八木一夫ら主催「走泥社」の
同人として研鑚を積み、海外にも多数出品。
陶歴約50年となる現在も、陶芸による造形美を追求しています。
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本個展でご紹介したのは、幾何学文様に想を得たシャープな硬質さと、
宮永氏の人間性がにじみ出たような温かさを兼ね備えた
魅力的な作品の数々です。
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下の作品の特徴的な文様は、一見すると波模様や花びら模様などに見えますが、
実は黄色の図面に描かれているとおり、
円の連続性から導き出された幾何学模様なのです。
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また、こちらの16~18もの面を持つ多面体は、
図面を起こし、型紙から作られています。
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まず型15_201501291557214fc.jpg紙を仮組みしたのち展開し、
その形に合わせて磁土を
切り出した後はり合わせ、焼いています。
左の写真は型紙の一部。
彫刻を創作の基礎とする先生ならではの、
独特の制作工程で作られた作品です。

 

 

 

 

 

 
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極限まで偶然性を排し、
理論的に構成された宮永先生の陶芸作品。
計算しつくされた美は自然と対局にありながら、
見る人それぞれに違った
豊かな表情を感じさせる
非常に魅力的な作品です。

 

 

 

 

「食を彩る」展、開催しています!

本年初となるぎゃらりぃ思文閣の展覧会をご案内いたします。
本日1月17日(金)より「食を彩る―近代工芸を中心に―」展が始まります。
美食家としても知られる北大路魯山人の作品をはじめ、備前焼、京焼、民藝作家の作品を中心に、小山富士夫浜田庄司富本憲吉加守田章二のほか、バーナード・リーチ河井寛次郎などの作品をご覧いただけます。
向付、銘々皿などの食器の他、徳利や盃などの酒器や、食にちなんだ絵画など、食のひと時を彩る優品の数々をご紹介いたします。
ぜひお越しくださいませ。皆様のご来廊をお待ちしております!
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【会期】 2014年1月17日(金)~31日(金) 10:00~18:00 日祝休廊
【会場】 ぎゃらりぃ思文閣
      地図 http://www.shibunkaku.co.jp/gallery/access.html
       ※お問い合わせ先 ぎゃらりぃ思文閣 TEL 075-761-0001